高卒でもエンジニアになることは十分に可能です。IT業界は学歴よりもスキルを重視する傾向が強く、「学歴不問」「高卒可」の求人も多数あります。むしろ大卒より4年早くキャリアをスタートできる分、22歳時点で大卒新卒者よりも実務経験を積んでいるケースも少なくありません。ただし「きつい」「後悔した」という声があるのも事実であり、その実態を正しく知ったうえで、自分に合ったルートを選ぶことが失敗しないための鍵になります。
「高卒でもエンジニアになれるのかな…」
周りを見れば、IT企業で働いている人は大卒ばかり。求人を見ても「大卒以上」と書かれているものが多く、高卒の自分には無理なのではないかと不安になっていませんか。
結論からお伝えすると、高卒でもエンジニアになることは十分に可能です。IT業界は学歴よりもスキルを重視する傾向が強く、高卒であることが大きなハンデになることは少ないのが現実です。
むしろ、高卒だからこそ得られるメリットもあります。大学に通う4年間を実務経験に充てられるため、同い年の大卒者よりも4年早くキャリアをスタートできるのです。
一方で、ネット上には「高卒エンジニアはきつい」「後悔した」という声も存在します。この記事では、高卒からエンジニアを目指す方に向けて、現実的な可能性、年収やキャリアの実態、「きつい」と言われる理由の真相、そして具体的な成功ルートを、最新データに基づいて解説します。読み終える頃には、あなたが「どうやってエンジニアになるか」の道筋が明確になっているはずです。
高卒でもエンジニアになれる?結論と最新データで見る根拠
まずは「高卒でもエンジニアになれるのか」という疑問に、データと事実に基づいてお答えします。そもそも未経験からエンジニアを目指す方全体の需要がどうなっているかは、未経験エンジニア転職は今からでも可能?2026年最新データで見る需要のリアルと成功ロードマップでも詳しく解説していますので、あわせて確認してみてください。
IT業界は学歴不問の傾向が強い
IT業界は、他の業界と比べて学歴を重視しない傾向があります。その理由は明確で、プログラミングスキルは学歴ではなく、実際に手を動かして身につけるものだからです。
経済産業省の調査によると、IT人材の不足数は2018年時点の約22万人から、2030年には最大で約79万人に拡大すると推計されています。この推計は2016年時点のデータをもとにしたものですが、直近のデータでもこの傾向は変わっていません。実際、レバテックの調査によると2025年12月時点のIT人材の転職求人倍率は10.4倍と高い水準にあり、正社員求人数も前年比126%に増加しています。この深刻な人材不足を背景に、企業は学歴よりもスキルと意欲を重視する傾向がさらに強まっています。
出典:経済産業省「IT人材育成の状況等について」(https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_06_00.pdf)
「IT人材需給に関する調査」は経済産業省が2019年に公表した調査(2016年時点データがベース)で、現在も業界で広く引用される代表的な推計です。数字自体は少し古いものの、直近の求人倍率データ(後述)を見ても人材不足の傾向自体は続いていると考えてよいでしょう。
求人の実態:「学歴不問」「高卒可」求人は珍しくない
IT業界の求人を見ると、「学歴不問」「高卒可」と明記されているものが多数あります。特に、未経験者を育成する方針の企業では、学歴よりも「やる気」「成長意欲」を重視しています。
実際、大手IT企業の中にも、学歴を採用条件に含めていない企業は少なくありません。学歴よりもスキルや実績を重視する採用方針を公表している企業も増えており、この傾向は今後も続くと考えられます。
高卒エンジニアは実際に存在する
IT業界で活躍している高卒エンジニアは、実際に多数存在します。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発行していた「IT人材白書2020」(IT人材白書としては最終版。2021年以降は「DX白書」に発行元が統合されています)の調査によると、IT技術者の最終学歴は「大学卒」が最も多いものの、「高校卒」「専門学校卒」も一定の割合を占めていることが確認できます。
出典:IPA「IT人材白書2020」(https://www.ipa.go.jp/archive/publish/wp-jinzai.html)
つまり、高卒でエンジニアになることは、決して珍しいことではないのです。未経験からエンジニアを目指すこと自体の全体像については、【初心者向け】未経験エンジニアとは?仕事内容・種類・将来性を徹底解説もあわせて読んでおくと、より具体的なイメージがつかめます。
高卒エンジニアの年収・キャリアの現実【最新データ】
「高卒でもエンジニアになれる」とわかっても、気になるのは実際の待遇ではないでしょうか。ここでは、高卒エンジニアの年収やキャリアの現実をお伝えします。職種別の年収相場をより詳しく知りたい方は、【2026年最新】エンジニア職種別の年収ランキング|dodaデータで見る相場と年収1000万円への道も参考になります。
高卒エンジニアの年収推移(目安)
高卒でエンジニアになった場合、どのような年収推移が見込めるのでしょうか。一般的な目安をご紹介します。
| 経験年数 | 年収目安 | ポジション例 |
|---|---|---|
| 1年目(18〜19歳) | 280〜350万円 | ジュニアエンジニア |
| 3年目(20〜21歳) | 350〜420万円 | エンジニア |
| 5年目(22〜23歳) | 420〜500万円 | シニアエンジニア |
| 10年目(27〜28歳) | 500〜700万円 | リーダー、テックリード |
注目すべきは、22〜23歳(大卒者が新卒入社する年齢)の時点で、すでに5年目のエンジニアとして年収420〜500万円に到達できる可能性があることです。
上記の年収は企業規模・地域・スキルレベルによって大きく変動する編集部独自の目安です。個人の実績を保証するものではありませんので、あくまで「レンジ感」として参考にしてください。
高卒と大卒の年収差:IT業界の実態
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、20〜24歳の年間賃金は高卒で約356万円、大卒で約376万円となっており、全産業平均で見ると学歴による差は依然として存在します。しかし、IT業界ではこの差が縮まる傾向にあります。
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2024/index.html)
その理由は、IT業界では「何ができるか」が評価の基準だからです。同じスキルを持っていれば、学歴に関係なく同等の評価を受けられる傾向があります。
- スキルが客観的に評価しやすい(コードは学歴を語らない)
- 資格や実績で能力を証明できる
- 転職市場が活発で、実力次第で年収アップが可能
- 将来的にはフリーランスという選択肢もあり、学歴は関係なくなる
キャリアパス:高卒でも管理職になれる?
「高卒だと昇進できないのでは?」という不安を持つ方もいるかもしれません。結論から言うと、IT業界では高卒でも管理職になることは十分に可能です。
IT業界のキャリアパスは、大きく「技術スペシャリスト(テックリード、アーキテクト、CTOなど)」と「マネジメント(チームリーダー、マネージャー、部長など)」の2つに分かれます。どちらのキャリアパスでも、学歴よりも「実績」「スキル」「リーダーシップ」が評価されます。将来のキャリアパス全体を体系的に知りたい方は、【保存版】エンジニアのキャリアパス徹底解剖!職種別将来性とスキル戦略で転職成功を勝ち取る方法で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
「高卒エンジニアはきつい」「後悔する」と言われる理由と本当のところ
ここまで前向きな情報をお伝えしてきましたが、検索すると「高卒エンジニアはきつい」「後悔した」という声が見つかることも事実です。不安を先回りで解消するために、その実態を正直にお伝えします。
「きつい」と言われる3つの理由
第一に、入社直後は大卒者に比べて基礎知識で見劣りすることがあり、「自分だけ理解が遅い」と感じて劣等感を抱きやすいことが挙げられます。第二に、一部の職場では今も学歴を意識した扱いを受けることがあり、特に大手企業や外資系の一部では「大卒以上」の応募条件が残っています。第三に、未経験からのスタートであるため、最初の1〜2年は覚えることが多く、体力的・精神的にきついと感じる時期があるのは事実です。
「きつい」と言われる背景の多くは、学歴そのものではなく「未経験からのスタートによる負荷」であることが少なくありません。高卒であること自体が原因というよりも、準備不足のまま挑戦してしまうことが後悔につながりやすい点には注意が必要です。
実際は「きつさ」より「伸びしろ」の方が大きい
一方で、最初の1〜2年を乗り越えた高卒エンジニアの多くは、「学歴を感じさせない実力」を身につけて活躍しています。未経験から転職して「失敗した」と感じる人と「成功した」と感じる人の違いは、学歴ではなく準備の仕方にあることが多いです。この違いについては、未経験からのエンジニア転職で「失敗する人」と「成功する人」の特徴とは?で詳しく解説していますので、事前に目を通しておくことをおすすめします。
高卒がエンジニアを目指す3つのメリット
高卒でエンジニアを目指すことには、実は大きなメリットがあります。ここでは、高卒だからこそ得られる3つのアドバンテージを解説します。
メリット1:4年早くキャリアをスタートできる
高卒の最大のメリットは、大卒者より4年早く社会人としてのキャリアをスタートできることです。22歳で大学を卒業して新卒入社する同級生が「1年目」のとき、あなたは「5年目」のエンジニアとして活躍しています。この4年間の実務経験は、大学で学ぶ理論よりも市場価値が高いケースが多いです。
| 比較対象 | 22歳時点の実務経験 | 22歳時点の年収目安 |
|---|---|---|
| 高卒エンジニア | 4年 | 400〜500万円 |
| 大卒新卒エンジニア | 0年 | 300〜350万円 |
メリット2:学費がかからず、その分収入を得られる
大学に通うと、4年間で国公立なら約250万円、私立文系・理系なら約400〜600万円程度の学費がかかります。高卒でエンジニアになれば、この費用を節約できるうえ、大学に通う4年間で得られたはずの収入をそのまま得られます。
学費・収入の差額はあくまで一般的な目安の試算であり、大学の種類(国公立・私立)、進学時の奨学金利用、就職先の条件などによって大きく変動します。「学費の節約+4年分の収入」を合計すると、一般的には1,000万円以上の経済的な差が生まれる可能性があると考えておくとよいでしょう。
メリット3:若いうちから実践的なスキルが身につく
プログラミングは、座学よりも実践で身につくスキルです。大学でプログラミングを学んでも、実務で使えるレベルになるには、結局実務経験が必要になります。高卒で早くから実務に入ることで、22歳の時点で「即戦力」として活躍できるスキルが身についています。
「学歴で勝負できない」と感じているなら、その分だけ早く「実務経験」で勝負できる環境に身を置くことが、最も現実的な逆転戦略になります。
高卒エンジニアが直面する課題と対策
高卒でエンジニアを目指すメリットをお伝えしましたが、もちろん課題もあります。ここでは、高卒エンジニアが直面する可能性のある課題と、その対策を解説します。
課題1:「大卒以上」の求人に応募できない
一部の企業、特に大手企業や外資系企業では、応募条件に「大卒以上」と明記されていることがあります。対策としては、「学歴不問」「高卒可」の求人を中心に探すこと、スキルを証明するポートフォリオを作成すること、実績を積んでから大手企業に転職すること、IT特化型の転職エージェントを活用することが有効です。最初から大手企業を狙うのではなく、まずは経験を積める企業でスキルを磨き、その後ステップアップするという戦略が現実的です。応募先を見極める際のチェックポイントは、エンジニア転職でブラック企業を回避する方法|求人票・面接で見抜く10のチェックポイント【2026年最新】でも解説していますので、求人選びの参考にしてください。
課題2:基礎知識の不足
大学で情報工学を学んだ人と比べると、コンピュータサイエンスの基礎知識が不足している可能性があります。対策としては、基本情報技術者試験の勉強をすること、オンライン教材で体系的に学習すること、実務を通じて必要な知識を身につけることが挙げられます。資格の必要性や取得の優先順位については、【2026年最新】エンジニア転職に役立つ資格10選|職種別おすすめ資格と取得のメリット・注意点を徹底解説で詳しく紹介しています。実務で必要なスキルの方が重要であるケースも多く、必要な知識は働きながら身につけることができます。
課題3:学歴コンプレックス
周りに大卒者が多い環境で働くと、学歴コンプレックスを感じることがあるかもしれません。しかし、IT業界では「何ができるか」が評価の基準です。スキルを磨き、実績を積めば、学歴は関係なくなります。文系・理系や学歴に関するコンプレックスへの向き合い方は、文系出身者がエンジニアになるための完全ガイド【理系との差を埋める方法】でも詳しく取り上げていますので、参考にしてみてください。
学歴コンプレックスを一人で抱え込みすぎると、必要以上に自己評価を下げてしまい、本来受けられるはずの求人にすら応募をためらってしまうことがあります。まずは客観的な情報(求人条件やエージェントの意見)で自分の市場価値を確認することをおすすめします。
高卒からエンジニアになる4つのルート比較
高卒からエンジニアになるには、いくつかのルートがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った道を選びましょう。
| ルート | 特徴 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ①プログラミングスクール | 費用40〜80万円程度、期間3〜6ヶ月。体系的な学習と転職サポートが受けられる | 確実に転職したい人、時間を無駄にしたくない人 | 費用がかかる分、スクール選びを妥協しないことが重要 |
| ②IT特化型転職エージェント | 費用無料、期間1〜3ヶ月。プロのサポートを受けながら転職活動ができる | すでに基礎スキルがある人、費用を抑えたい人 | スキル習得は自力で行う必要がある |
| ③独学 | 費用数千円〜数万円、期間6ヶ月〜1年。自分のペースで学習できる | 自己管理能力が高い人、時間に余裕がある人 | 挫折しやすく、学習効率が悪くなりがち |
| ④職業訓練校 | 費用ほぼ無料、期間3〜6ヶ月。ハローワーク経由で通える | 現在無職の人、費用を最小限に抑えたい人 | カリキュラムの質にばらつきがあり、転職サポートが弱い場合もある |
ルート1:プログラミングスクール経由
最も効率的で確実性の高いルートです。体系的なカリキュラムで学習でき、転職サポートも受けられます。高卒・未経験者に対応しているスクールの中から、特徴の異なる代表的な3校を紹介します。
じっくり時間をかけて現場レベルの実力を身につけたい方には、超実践型でカリキュラムの質に定評があるRUNTEQが向いています。
RUNTEQ(ランテック)の評判は本当?プログラミングスクール3年連続No.1の実力を徹底検証で詳しい評判もチェックできます。
実務未経験からチーム開発の経験まで積みたい方には、現場で通用する実践力の育成に強いディープロも選択肢になります。
ディープロの評判は?現場で通用するエンジニアになれる理由もあわせてご確認ください。
マンツーマン指導で自分のペースを大事にしながら挫折しにくい環境を求める方には、サムライエンジニアが向いています。
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)のリアルな口コミと評判を徹底解説!も参考にしてみてください。
「確実に転職したい」なら、まず無料カウンセリングで自分に合うか確認しよう
スクールによってカリキュラムや学習スタイル、サポート体制は異なります。複数の無料カウンセリングを受けて比較することで、自分に合った環境を見極めやすくなります。
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※相談だけでも可能です。無理な勧誘はありません。
ルート2:IT特化型転職エージェント経由
高卒・未経験者の転職支援に強いエージェントを活用するルートです。費用をかけずに転職したい方におすすめです。転職エージェントそのものの選び方の基本は、エンジニアにおすすめの転職エージェントの正しい選び方で解説していますので、初めて使う方はまずこちらに目を通しておくと失敗しにくくなります。
できるだけ早く転職活動を進めたい方には、”量より質”の厳選マッチングが特徴のキッカケエージェントが候補になります。
キッカケエージェントの評判・口コミは?ITエンジニア特化型転職支援の実力を徹底解説もあわせてご覧ください。
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ルート3:独学で転職
費用を最小限に抑えたい方向けのルートです。オンライン教材や書籍で独学し、ポートフォリオを作成して転職活動を行います。無料で使える学習サイトの一覧は、プログラミングは無料で学べる?未経験向けおすすめ学習サイト8選とスクール3選を徹底比較【2026年最新】にまとめていますので、まずはここから試してみるのがおすすめです。
プログラミングスクールの侍エンジニアが実施した調査(学習経験者298名対象)では、87.5%が「学習中につまずいた・挫折した経験がある」と回答しています。独学ルートを選ぶ場合は、強い意志と自己管理能力に加えて、つまずいたときに相談できる環境(オンラインコミュニティやメンターなど)をあらかじめ用意しておくことを強くおすすめします。
ルート4:職業訓練校を活用
ハローワーク経由で職業訓練校に通い、プログラミングを学ぶルートです。費用を最小限に抑えられます。
出典:厚生労働省「ハロートレーニング(公的職業訓練)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/hellotraining.html)
高卒エンジニア転職の具体的ステップ
ここからは、高卒からエンジニアになるための具体的なステップを解説します。
ステップ1:適性確認(1〜2週間)
まずは無料の教材でプログラミングに触れ、自分に適性があるかを確認しましょう。Progateやドットインストールの無料プランを使って、簡単なWebサイトを作ってみるのがおすすめです。この段階で「楽しい」「もっと学びたい」と感じたら、エンジニアへの適性があると言えます。
ステップ2:学習方法の決定(1週間)
適性を確認できたら、どのルートでエンジニアを目指すかを決めます。費用をかけてでも確実に転職したいならプログラミングスクール、費用を抑えつつプロのサポートを受けたいなら転職エージェント、費用を最小限に抑えたいなら独学か職業訓練校が目安になります。
ステップ3:スキル習得(3〜6ヶ月)
選んだルートに沿って、プログラミングスキルを習得します。一般的な学習順序は、HTML/CSS、JavaScript、バックエンド言語(PHP、Ruby、Pythonなど)、データベース、フレームワーク、Git/GitHubの順です。
ステップ4:ポートフォリオ作成(1〜2ヶ月)
学習と並行して、オリジナルのアプリケーションを開発します。これがポートフォリオとなり、転職活動での最大の武器になります。CRUD機能やユーザー認証機能を実装し、GitHubでソースコードを公開しましょう。作り方のポイントは採用率が高くなるポートフォリオの作り方で詳しく解説しています。
ステップ5:転職活動(1〜3ヶ月)
ポートフォリオが完成したら、転職活動を開始します。「学歴不問」「高卒可」の求人を中心に探し、ポートフォリオでスキルをアピールしながら、「若さ」と「成長意欲」を武器にしましょう。書類選考の通過率を上げるには、未経験からエンジニア転職を成功させる履歴書・職務経歴書の作り方も役立ちます。
- 「学歴不問」「高卒可」と明記された求人を優先しているか
- ポートフォリオでスキルを客観的に示せているか
- 面接で「若さ」「成長意欲」を具体的な言葉で伝えられるか
- いきなり大手だけを狙うのではなく、経験を積める企業も候補に入れているか
今の会社を辞められない・言えない人へ
これからエンジニアを目指す方の中には、「まずは今の仕事を辞めることが最初のハードルになっている」という方も少なくありません。上司が怖くて言い出せない、引き止めにあいそうで不安、会社と直接やり取りしたくない、といった悩みを抱えている場合は、一人で無理をする必要はありません。
退職の悩みは、状況によって適した相談先が異なります。会社と直接話すのがつらい場合、手元の資金に不安がある場合、未払い賃金など法的なトラブルを抱えている場合では、それぞれ検討すべきサービスが変わってきます。より詳しい判断基準はエンジニアの退職代行は使うべき?メリット・デメリットと後悔しない選び方、言い出せない気持ちへの向き合い方は退職を言い出せないエンジニアへ|罪悪感と「怖い」を乗り越える考え方と最初の一歩で解説しています。
会社と直接やり取りしたくない方、退職日や有給消化などの交渉を任せたい方には、労働組合型+弁護士監修で対応する「辞スル」のようなサービスが候補になります。
手元の資金が不安で今すぐ会社に行きたくない方には、後払い対応の「即ヤメ」も選択肢になります。詳しくは退職代行を使いたいけどお金がない人へ|後払い・分割で辞める現実的な方法で解説しています。一方、未払い残業代や損害賠償など法的なトラブルを抱えている場合は、弁護士型の「弁護士法人ガイアの退職代行」が適しています。「損害賠償を請求する」と言われて不安な方は、退職時に「損害賠償を請求するぞ」と脅されたときの正しい対応も先に読んでおくと安心です。
よくある質問(FAQ)
高卒でもエンジニアになれますか?
はい、高卒でもエンジニアになることは十分に可能です。IT業界は学歴よりもスキルを重視する傾向が強く、「学歴不問」「高卒可」の求人も多数あります。プログラミングスキルを身につけ、ポートフォリオを作成すれば、高卒であることは大きなハンデにはなりません。
高卒と大卒で年収に差はありますか?
全産業平均では高卒と大卒の間に年収差がありますが、IT業界ではこの差が縮まる傾向にあります。IT業界では「何ができるか」が評価の基準であり、同じスキルを持っていれば学歴に関係なく同等の評価を受けられます。高卒で早くからキャリアをスタートすれば、22歳時点で大卒新卒者より高い年収を得られる可能性もあります。
プログラミングスクールは通うべきですか?
確実に転職したい場合は、プログラミングスクールの活用をおすすめします。体系的なカリキュラムで効率よく学習でき、転職サポートも受けられます。ただし費用がかかるため、予算と相談して決めてください。費用を抑えたい場合は、IT特化型の転職エージェントや職業訓練校を活用する方法もあります。
高卒でも大手IT企業に入れますか?
最初から大手IT企業に入るのは難しい場合がありますが、不可能ではありません。まずは中小企業やスタートアップで経験を積み、スキルを磨いてから大手企業に転職するというキャリアパスが現実的です。実績とスキルがあれば、学歴に関係なく大手企業への転職は可能です。
何歳までにエンジニアになるべきですか?
年齢制限はありませんが、若いほど有利なのは事実です。高卒で18〜20歳であれば、ポテンシャル採用の対象になりやすく、転職のハードルは低いです。20代後半、30代になると難易度は上がりますが、不可能ではありません。年齢別の詳しい戦略は未経験エンジニア転職、年齢の壁は本当にある?20代・30代・40代の現実と成功戦略【2026年最新】で解説していますので、今の年齢での戦い方を確認しておくと安心です。
まとめ:高卒でもエンジニアになれる。むしろ有利な点も多い
高卒でもエンジニアになることは、十分に可能です。IT業界は学歴よりもスキルを重視する傾向が強く、高卒であることが大きなハンデになることは少ないのが現実です。「きつい」「後悔した」という声の多くは、学歴そのものではなく準備不足からくるものであり、正しいルートを選び、事前に課題を把握しておけば十分に乗り越えられます。
- IT業界は学歴不問の傾向が強く、求人倍率も高水準が続いている
- 高卒なら大卒より4年早くキャリアをスタートでき、22歳時点で5年目のエンジニアとして活躍できる可能性がある
- 学費の節約と4年間の収入を合わせると、経済的なメリットも大きい
- 「きつさ」の多くは未経験からのスタートに伴うものであり、学歴そのものが壁になるケースは少ない
- スクール・エージェント・独学・職業訓練校、それぞれの特徴を理解して自分に合うルートを選ぶことが大切
大切なのは、「高卒だから無理」と諦めることではなく、スキルを身につけて行動することです。プログラミングスクールや転職エージェントを活用すれば、効率的にエンジニアへの道を歩むことができます。
「今が一番若い」という意識を持って、まずは一歩を踏み出してみてください。無料相談やカウンセリングは、申し込んだからといって必ず入学・転職する必要はありません。情報収集の一歩として気軽に活用してみましょう。
自分に合うルートがまだわからない方へ
スクールとエージェント、どちらが自分に合っているか迷う場合は、両方の無料相談を受けて比較するのが一番確実です。話を聞いてから決めれば大丈夫です。
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