「会社を辞めたい」と思っても、すぐに退職代行や転職を選ぶ必要はありません。
まずは、何がつらいのか、自分で退職を伝えられる状態なのか、会社とトラブルになっているのかを整理することが大切です。
このサイトは、SES・客先常駐、炎上案件、長時間労働、強い引き止めなどに悩むエンジニアが、「今の会社をどう辞めるか」と「辞めたあとにどう進むか」を状況別に整理するためのメディアです。
最初から退職代行を選ぶ必要はありません。自分で退職を伝える方法、第三者に連絡を任せる方法、公的窓口や弁護士へ相談する方法を、状況に応じて選びましょう。
今のあなたに近い状況を選ぶ
| 今の状況 | 最初に考えたい選択肢 |
|---|---|
| 辞めたい気持ちはあるが、まだ決めきれない | 仕事の悩みを整理する |
| 自分で退職を伝えられる | 通常の退職手続きを確認する |
| 上司が怖い/引き止めが強い/会社と直接話せない | 退職代行を含めて検討する |
| 未払い賃金/損害賠償/パワハラなどで揉めている | 弁護士・公的窓口へ相談する |
| 辞めたあとの仕事が不安 | 転職・フリーランスを整理する |
眠れない、食事が取れない、出勤前に動けなくなるなど、心身に強い不調が出ている場合は、退職手続きだけで解決しようとせず、医療機関や公的な相談窓口の利用も検討してください。
自分で辞める場合に知っておきたいこと
会社を辞めるために、必ずしも会社の「許可」が必要とは限りません。
期間の定めがない雇用契約では、原則として退職の申入れから2週間が経過すると労働契約が終了するとされています。ただし、会社との合意退職、就業規則、有期雇用契約などによって確認すべき点が変わります。
- 雇用契約が無期雇用か有期雇用か確認する
- 就業規則の退職手続きを確認する
- 退職希望日と有給休暇の残日数を確認する
- 退職の意思はメールや書面など記録に残る形で伝える
- SESの場合は、原則として常駐先ではなく雇用元の会社へ伝える
SES・客先常駐で誰に伝えればよいか迷っている場合は、次の記事も参考にしてください。
会社と直接話せない場合|退職代行という選択肢
退職代行は、本人に代わって会社へ退職意思を伝えるサービスです。
上司への恐怖心が強い、退職を伝えても取り合ってもらえない、心身の負担で会社との連絡が難しいといった場合に、選択肢のひとつになります。
退職代行は運営主体によって対応範囲が異なります。弁護士監修という表示だけで、会社との交渉や法的対応ができるとは限りません。
| 種別 | 主な役割・注意点 |
|---|---|
| 民間企業型 | 本人の退職意思を会社へ伝える。法律上の交渉や代理には対応できない |
| 労働組合型 | 労働組合が団体交渉として、退職日や有給休暇などについて交渉する場合がある |
| 弁護士型 | 退職連絡に加え、未払い賃金、損害賠償、法的トラブルなどを相談できる |
「依頼当日から出社しないこと」と「雇用契約が即日終了すること」は同じではありません。即日対応の意味、交渉できる範囲、追加料金、返金条件などを申し込み前に確認してください。
会社との直接連絡を避けたい人|辞スル
上司や人事へ自分で連絡することが難しく、まずLINEで状況を相談したい人向けの退職代行サービスです。公式サイトでは、弁護士監修、24時間相談、LINEでの相談対応などが案内されています。
依頼を決める前に、対応範囲を確認する
自分のケースで何を任せられるのか、交渉が必要になった場合はどうなるのかをLINEで確認しておきましょう。
辞スルの公式窓口で相談する
※料金・後払い・対応範囲・返金条件は公式サイトでご確認ください。
費用の先払いが不安な人|即ヤメ
依頼前の支払いに不安があり、後払いを希望する人向けの退職代行サービスです。公式サイトでは完全後払い制が案内されていますが、後払いには審査があります。
料金を支払うタイミングまで確認して選ぶ
後払いの審査、支払期限、追加料金、対応できる範囲を確認したうえで判断しましょう。
即ヤメの後払い条件を確認する
※後払いには審査があります。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください。
未払い賃金・損害賠償などがある場合
未払い残業代を請求したい、会社から損害賠償をすると言われている、パワハラについて法的な対応を求めたいなど、会社との争いが想定される場合は、弁護士型を優先して検討してください。
単に退職意思を伝えてもらうだけでは、未払い賃金の請求や損害賠償への対応まで解決できないことがあります。
退職だけでなく、会社との争いも相談する
弁護士法人ガイアは、弁護士法人が提供する退職代行です。未払い賃金や損害賠償などがある場合は、対応可能なプランと費用を確認してください。
弁護士法人ガイアへ相談する
※相談料、基本料金、成功報酬、対応範囲は公式サイトでご確認ください。
辞めたあとの選択肢を整理する
退職はゴールではありません。ただし、焦って次の会社を決める必要もありません。
まずは、次の職場で避けたいことと、実現したい働き方を書き出してみましょう。
- 客先常駐を続けるか、自社内で働くか
- 開発・インフラ・社内SEなど、どの職種を目指すか
- 年収、残業、リモートワークの優先順位
- 正社員を続けるか、フリーランスを目指すか
- 現在のスキルで応募できる求人がどの程度あるか
SES・客先常駐から社内SEへ移りたい
常駐先ではなく自社内で働きたい、事業会社の情報システム部門や社内DXに関わりたい場合は、社内SEに特化したサービスが選択肢になります。
今の経験で応募できる社内SE求人を確認する
社内SE転職ナビは、社内SE・情報システム職に特化した転職サービスです。求人を見るだけでも、必要な経験や年収相場を把握できます。
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※登録したからといって、転職する必要はありません。
フリーランスとして独立したい
実務経験があり、案件単価や働き方を変えたい場合は、フリーランス案件の情報収集も選択肢になります。
SAP経験者はSAP特化型、それ以外のITエンジニアは総合型の案件紹介サービスを選ぶなど、自分の経験に合ったサービスを利用しましょう。
-
SAP経験者:
SAPフリーランスバンク -
ITエンジニア向け案件を広く確認したい:
IT求人ナビ フリーランス
フリーランスは、会社員と比べて収入、社会保険、税務、契約終了時のリスクが変わります。「会社を辞めたい」という理由だけで独立を決めず、案件獲得の見込みを確認してから判断しましょう。
未経験からWebエンジニアを目指したい
実務経験がない場合は、転職エージェントへ大量登録するよりも、必要な学習内容、学習期間、ポートフォリオ、転職支援の範囲を比較するところから始めるのがおすすめです。
受講を決める前に、必要な学習量を確認する
RUNTEQは、Webエンジニア転職を目指す人向けのプログラミングスクールです。料金だけでなく、学習時間や転職支援の条件まで確認してください。
RUNTEQの公式情報を確認する
※受講料金、対象年齢、転職支援の条件は公式サイトでご確認ください。
よく読まれているテーマ
- 客先常駐を辞めたい人の判断基準
- 会社が退職を認めない・退職届を受理しないときの辞め方
- 退職代行の相談から退職完了までの流れ
- 引き継ぎできないまま辞めたいエンジニアへ
- エンジニアの仕事の悩みをまとめて読む
よくある質問
退職代行を使えば、その日から正式に退職できますか?
依頼当日から出社しないことと、雇用契約が当日に終了することは別です。会社との合意、有給休暇、欠勤扱い、雇用契約の期間などによって変わります。相談時に「退職日」と「出社しない期間」を分けて確認してください。
会社から損害賠償を請求すると言われました。
会社が損害賠償を主張しただけで、直ちに支払義務が確定するわけではありません。ただし、実際に請求書や内容証明が届いた場合、機密情報の持ち出しや重大なトラブルがある場合は、一般の退職代行ではなく弁護士へ相談してください。
SES・客先常駐の場合、常駐先に退職を伝える必要がありますか?
原則として、退職の意思を伝える相手は雇用契約を結んでいる自社です。常駐先への連絡方法やタイミングは、自社と調整するのが基本です。
転職先を決めてから退職したほうがよいですか?
生活費や心身の状態によって異なります。働きながら転職活動ができる場合は先に求人相場を確認し、心身が限界の場合は休職や退職を優先することもあります。どちらか一方が常に正解というわけではありません。
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